20240912
学生時代に所属していたサークルにて、部室に設置してあるテレビが壊れたとの知らせを受けた。 OBが集うチャットで話していたところ、誰かが音頭を取ってくれたら出す、という人が多かった。 ので、自分が音頭取りになり、皆さんから集金し、テレビを手配した。 配達当日は、OBが大勢部室に押しかけ、みんなでやいのやいの冷やかしつつ、現役時代の方々の協力もあり、無事65型のテレビを部室に設置することができた。 大学の、お世辞にもきれいとは、また広いとは言えないサークル室には、65型テレビはややオーバースペックだが、映画を見たり、ゲームをしたりするのには不便はしないだろう。 低遅延だし、FPS補間モードもある、ヌルヌルだ。 FPS補間モードを映画ジョンウィックで試してみたが、キアヌリーブスがPS4のゲームみたいな挙動になって面白かった。 使うかと言われると微妙。 テレビを設置ついでに近況や普段話せないようなことを喋り倒し、大学周辺の美味しい飯を腹に入れて、帰路についた。 善行をしたものだなあ。
自分の誕生日は8月だが、友人からちょっと遅れて誕生日プレゼントをもらった。 11畳だか12畳だか用のシーリングライトで、ホタルクスというメーカーのものだ。 今までは普通の丸形LED電球で、電源は壁に付いているボタン以外になかったので、寝るときいちいちベッドから出て電気を消さなくてはいけなかった。 そしてこいつは色温度が低いので、そのせいかどうもリラックスしてしまい作業がはかどらず、家以外の、カフェやシーシャバーなど、そういったところのほうが集中できる始末だった。 そういうことだったのだが、このシーリングライトに替えてから、なんとなく机に向かえるようになった。 また、寝る際の消灯が楽ちんになった。 助かる。 だいぶ助かったので、お返しをしなくてはならない。 友人はたしか誕生日が冬だったはずだ。 ちゃんとおぼえておかなくては。
まだ残暑が続いている。 だけど、風は秋の気配がする。 秋はどうしても寂しさを感じてしまう。 冬はなんだかんだでクリスマスや正月などのイベントがあるからわりかし華やかなイメージがあるのだが、秋は特にイベントがないからだろうか。 秋から冬に移り変わる間に、木々の葉っぱが落ちたり、雪で山奥の道が閉ざされたり、そういう風に色々なものが失われていくからだろうか。 紅葉の終わりかけの、もう日の暮れが早く、彩度の落ちた空にいわし雲が高く、そして葉っぱは灰色に近い茶色の時期は特に、寂しさで胸が圧迫される。 でも美しいとも思う。 山に行ってそういう景色を見るのも好きだ。
今年も秋は山に行きたい。 今年はどんな寂しさが見られるのか。