20241202

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木枯らしが吹いていきなり寒くなったと思ったら、師走が来た。 今年もあと一ヶ月となった。

師走といっても、季節感のあるイベントは今の所あまり予定されておらず、唯一あるのは大学時代の同期との忘年会くらいか。 仕事は年末に納期が設定されているため、それなりに忙しくなりそうだ。

ところで、最近日記を書いていなかったので、ここ数ヶ月であったことを振り返っておこうと思う。 時系列はバラバラなので、注意されたし。

サイトのデザインをリニューアルした

このページを読んでいる人は気づいていると思うが、サイトのデザインを大幅に変えた。

旧デザインはetchというテーマを使用していたが、かゆいところに手を入れようとすると色々小回りが利かないし、テーマがいつかメンテナンスされなくなるとも限らない。 それならいっそ自分で好き勝手作ってしまおうということで、11月の半ばからサイトの大改修を始めた。 モバイルでもちゃんと閲覧できるようにCSSを仕込んだ。 また、小ネタを仕込むためにReactをバンドルするようにし、Hugo + Reactという構成になった。

またページのURLも整理した。 今までは /posts/<category>/<year>/<month>/<date>/<post_slug>/ というURLになっていたが、日記を書くときに /posts/diary/2024/12/02/20241202/ のようになってしまい、なんかダブっているなと毎回思っていたので、思い切ってURLの命名規則を変えた。 ページのURLを変えるのは、リンクも途切れてしまうので、あまりやりたいとは思っていないのだが、現状キレイなURLをしていないのに耐えられなかったので、思い切った。 まああとこの個人サイトは人気サイトでも公的なサイトでもないし、怒られが発生することもないので、まあいいか、といった感じで切り替えた。 読んでくださっている数少ない訪問者の皆さんには申し訳ないが、ご了承願いたい。

COMIC1に参加した

SNSでフォロワーのAさんから、COMIC1という同人誌即売会に売り子として参加しませんか、というお誘いを受けた。 サークル入場できてお得!と思ったので、快諾した。

当日、ビッグサイトに行き、Aさんとサークルスペースで落ち合った。 とりあえず挨拶をした。 サークルスペースの準備を手伝おうかと思ったが、座っていて大丈夫ですよと言われ、また自分も準備とは何をするのかよくわかっていなかったので、すみませんありがとうございます、といった感じでAさんのサークルスペースの準備が終わるまでなんとなく過ごした。

Aさんもサークルスペースの準備が終わったが、まだ開会まで時間があって暇だねということで雑談をして過ごした。 お互いが知っているノベルゲームの話やそれを書いたシナリオライターさんの話、Aさんが書いた同人誌の話、エトセトラエトセトラ、といった感じで話していた。

雑談をして過ごしていると、いきなり人の列がワワワっとダッシュして押し寄せてきた。 なんだろうと思って時間を見てみると、アーリー入場の時間らしい、人の列はだいたい壁の方に引き寄せられていった。 これが、壁サー、というやつか。 初めて実感した。

しばらくして、開会の拍手がビッグサイトにこだました。 店番をAさんとしつつ、雑談をしつつ、ちょっと席を立って他のサークルを見に行ったり、逆にAさんが他のサークルを見て回ってくる間は一人で店番をしたり、そんな感じでゆるーく参加した。

少し早めに店仕舞いし、飯田橋の香港喫茶店に向かった。 Aさんと知り合ったきっかけは、とあるノベルゲームで、そのゲームの舞台は日本のとある架空の都市なのだが、設定では、人種のるつぼになった香港のような街作りになっている。 そういったこともあって、香港喫茶店、というわけだ。 店に入り、ワンタン麺と、香港ミルクティーを注文した。 ワンタン麺は、麺の噛みごたえがパツパツといった独特の雰囲気で、美味しい。 香港ミルクティーは、少し渋みが出ているが、甘くなくまろやかで、好みの味だった。 そのノベルゲームの話をして、香港ミルクティーを飲んで、時間が過ぎていき、解散となった。

映画『インターステラー』を映画館で観た

11月の下旬に、映画『インターステラー』が公開10周年を記念して、全国の劇場でリバイバル上映をされる情報が飛び込んできた。 インターステラーは借りてきたブルーレイディスクでしか観たことがなく、絶対に劇場で観たほうが気持ちいい映画だろうな、と思っていたので、大変に嬉しいニュースだ。 せっかくならIMAXで観たい、それも国内最大級の。

ということで、予約バトルを行い、池袋グランドシネマサンシャインの最上階、IMAXレーザーGTでインターステラーを鑑賞してきた。 AAA級の画作りとCGが国内最大級の画面で襲いかかり、また重層的な音楽が爆音で立体的に鳴り響き、視覚も聴覚も大満足といった感じだった。 一番良かったシーンは、ドッキングシーンと、それに続く重力ターンのシーンです。

映画『ロボット・ドリームズ』を映画館で観た

インターステラーを観た次の日、COMIC1でお世話になったAさんと『ロボット・ドリームズ』というアニメ映画を鑑賞しに立川へ向かった。 こちらはAさんに誘われて、公式サイトで調べたところ興味を惹かれたので、行きましょうということになった。

海外のアニメ映画で、しかも無声映画だという。 無声映画自体初めてだが、楽しめるのだろうか? 鑑賞する前はそう思ったが、スタッフロールが終わったときにはちょっと涙ぐんでいた。 自分でも驚いた。

あまり内容を書いてもネタバレになってしまうので詳細は伏せるが、絵柄のかわいさとは裏腹に、作品を貫くテーマは非常に大人向けで、また結末も大団円とは行かないが前向きになれる、ビターテイストな塩梅の映画だった。 また画作りも丁寧で、非常に多くの登場人物が一人ひとり細かく一挙一投足を描かれており、緻密な世界観構成とリアルさで、アニメーションとしても楽しめる映画に仕上がっていた。 個人的に、この映画は20代後半の、人生で出会いと別れをある程度繰り返してきた今だからこそ、楽しめたような気がしている。

2024年観た映画(そんなに多くないが)の中で、一番の出来だった。